オンラインゲームを快適にプレイしたいなら回線速度よりpingが重要!?
2015.01.18 / ブログ
オンラインゲームをプレイした経験のある方は、回線速度がゲームに与える影響をよく知っているのではないかと思います。速度のあまりに遅い回線を使用していると、キーやマウスをクリックしても遅れて反応したり、コマ送りのようにカクカクした画面表示となり、快適なプレイができません。
しかし、こうした適切でない動作の原因は回線速度だけでなく、pingが大きく関わっているということは意外と知らない方も多いようです。そこで、今回はオンラインゲームにおいて極めて重要となるpingについて詳しくご紹介していたいと思います。
そもそもpingってなんなの?
まずpingという言葉をはじめて耳にしたという方のために簡単にpingについてご説明します。pingは自身のPCが送信したデータが受信するサーバーに届き、同様の過程で返ってくるまでの時間のことを意味しています。単位はミリ秒(msec)を採用しており、往復までのミリ秒が小さければ小さいほど良い環境であると言えます。
なんで回線速度よりpingが大切なの?
では、このpingが回線速度よりも重要であると言われる所以はどこにあるのでしょうか?
その答えはオンラインゲームの仕組みにあります。オンラインゲームと言うと、大容量のデータをやり取りしていると思われがちですが、実は少量のデータを非常に高頻度で送受信していることが一般的です。
そのため、せっかく回線速度がスピーディーであってもpingが小さい値で安定していないと冒頭で述べたように快適ではない動作や表示といった事態が生じてしまうというわけです。
どうやってpingを調べればいいの?
回線速度に比べるとpingはマイナーですから「回線速度は調べたことがあるけれど、pingの調べ方は知らない」という方も多いかもしれません。
そうした方はこちらのサイト(http://www.speedtest.net/)からpingを計測することが可能です。
どの程度の数値があれば良いのかというのはオンラインゲームによって異なるため、一概には言えませんが一般的に50以下であれば問題ないとされています。ただし、中には20程度のpingが求められるゲームもありますので、事前に調べてみることをオススメします。
以上、pingとオンラインゲームの関係についてご紹介してきました。もし「回線速度は早いはずなのに快適にプレイできない…」と悩んでいる方がいたらpingに原因があるかもしれませんので、ぜひ1度チェックしてみてくださいね。